のどの病気

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のどの病気

のどは、体の栄養となる食物や呼吸時の空気の通り道です。また、声を出すための器官でもあります。

のどは主に次の2つの部分に分かれています。これらの部分に問題があれば声が出なくなったり、呼吸困難が起こることもありますので注意しましょう。



①咽頭(いんとう) 喉の入り口から食道と気管への分かれ道まで。
扁桃腺(へんとうせん)などの多くのリンパ組織があり、細菌が入りこむとさまざまな病気が発生しやすくなります。

② 喉頭(こうとう)
咽頭のさらに奥、気管まで。
声帯という器官があり、これがきちんと振動することで発声することができます。




喉が痛い

急性咽頭炎(いんとうえん)

【症状】

・発熱する ・咳が出る ・だるい

【どんな病気?】

咽頭がウィルスや細菌によって炎症を起こしている状態。一般的な喉の風邪を指します。そのままでいると「慢性咽頭炎」に発展します。

【治療法】

感染経路によって異なり、ウイルス感染の場合は喉の炎症を抑える薬を服用、細菌感染の場合は抗生物質を服用します。また、うがい薬による喉の洗浄や、消炎剤などの吸入も行います。



急性喉頭炎(こうとうえん)

【症状】

・咳が出る ・声が出にくくなる  ・喉が乾燥する

【どんな病気?】

喉頭がウィルスや細菌によって炎症を起こしている状態。患部の場所は異なりますが、「急性咽頭炎」と似た症状で、一般的な喉の風邪を指します。そのままでいると「慢性喉頭炎」に発展します。

【治療法】

感染経路によって異なり、ウイルス感染の場合は喉の炎症を抑える薬を服用、細菌感染の場合は抗生物質を服用します。また、うがい薬による喉の洗浄や、消炎剤などの吸入も行います。



急性喉頭蓋炎(こうとうがいえん)

【症状】
・喉が激しく痛い  ・呼吸がしにくい  ・唾液が飲み込みにくくなる
【どんな病気?】
急性咽頭炎の中でも「咽頭蓋」が炎症を起こしている状態。炎症によって空気の通り道である気管をふさいでしまうことで、呼吸困難が発生します。入院が必要となります。
【治療法】
抗生物質、消炎剤の服用やステロイド剤などを用います。呼吸が困難な場合は、気管に空気を通すための手術を行います。

急性扁桃炎(へんとうえん)

【症状】
・高い発熱がある  ・体がだるい  ・ものが飲み込みにくい
【どんな病気?】
扁桃腺が炎症を起こし、腫れている状態。悪化すると扁桃腺の周りに膿がたまり、激しい痛みを伴う「扁桃周囲炎(扁桃周囲腫瘍)」を引き起こします。急性扁桃炎を定期的に繰り返す「慢性扁桃炎」にもご注意ください。
【治療法】
抗生薬や鎮痛薬を服用します。


咽頭浮腫(いんとうふしゅ)

【症状】
・声が出しにくい  ・ものが飲み込みにくい  ・呼吸がしにくい
【どんな病気?】
咽頭の内部の粘膜がはがれ、浮腫(水ぶくれ)ができている状態。主な原因は食物や薬などのアレルギーです。
【治療法】
原因となっている薬の服用を停止します。放置しておくと呼吸困難になる可能性がありますのですみやかに当院へご相談ください。


声が出しにくい

声帯炎

【症状】
・発熱がある  ・咳が出る
【どんな病気?】
元々風邪をひいていた状態の悪化や、急な大声の出しすぎ、喫煙によって声帯に負担がかかり、炎症を起こしている状態。
【治療法】
声をできるだけ出さず、喉を休めます。喫煙者の方は控えていただきます。炎症を抑えるための抗菌薬や消炎薬を服用します。


声帯ポリープ

【症状】
・声が出しにくい  ・声に呼吸音が混ざる
【どんな病気?】
急な大声の出しすぎ、喫煙などで声帯にポリープができる状態。
【治療法】
声をできるだけ出さず、喉を休めます。喫煙者の方は控えていただきます。内視鏡で声帯を観察後、必要に応じて切除手術を行います。


声帯結節(せいたいけっせつ)

【症状】
・声が出しにくい  ・声に呼吸音が混ざる  ・日によって声の調子が変わる
【どんな病気?】
大声の出しすぎなどで、声帯にこぶができる状態。声帯ポリープと異なり、次第に悪化する場合が多いのが特徴です。教師や歌手など、職業上、声をよく使う方がなりやすいです。
【治療法】
声をできるだけ出さず、喉を休めます。また、消炎薬の投与やステロイドホルモンの吸入を行います。数ヶ月たっても症状が良くならない場合は、手術をすることもあります。


喉頭癌

【症状】
・声がかれる  ・固形物が通りにくい  ・呼吸困難
【どんな病気?】
喉頭にできる癌。たばこと関係が深く、初期段階において声帯に腫瘍ができることで声がかれてしまいます。男性に多いとされます。
【治療法】
初期段階であれば、放射線治療や化学療法を行います。進行すると喉頭を摘出する必要が発生し、声が出なくなってしまいます。早期発見が肝心です。


咳や痰が出る

気管支炎

【症状】
・発熱する  ・咳が多く出る  ・痰が出る
【どんな病気?】
息の通り道である気管に、ウイルスやマイコプラズマが入って発生する症状。咳や痰などの症状が数週間~数ヶ月続く場合は「慢性気管支炎」を疑いましょう。
【治療法】
鎮咳薬など症状を和らげる薬や抗生物質を用います。


喉に違和感がある

咽頭異物

【症状】
・喉に物がひっかかったような感じがする  ・喉がチクチクする
【どんな病気?】
喉に魚の骨や、甲殻類の殻、餅などの異物がひっかかってしまっている状態。お年寄りや子どもに多く発生します。
【治療法】
無理に自分で取ろうとしたり、ご飯を飲み込んで取ろうとするとますます奥に入ってしまうことがあります。お早めに当院にご相談ください。